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2026-09-06

攻撃回数は42%減、強度は過去最高:DDoSは「少・強・静」へ

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Link11が公開したばかりの2026年上期欧州サイバー報告書には、一見すると矛盾する一組の数字が並んでいる。DDoS攻撃の回数は42%減少した一方、あらゆる強度指標が過去最高を更新。単発ピーク帯域は2.3Tbit/sに到達(2025年上期のピーク1.2Tbit/s比で85%増)、パケット率は3億2,200万pps(+56%)、半年間の累積トラフィックは705TB(+61%)。脅威が消えたわけではない。戦術が変わったのだ——「無差別に大量撒き」から「精密な重砲撃」へ。

回数は減りながら破壊力が上がる理由

報告書はこの転換を二つの要因に帰している。一つはスーパーボットネット。Aisuruやその後継Kimwolfのような大規模ボットネットに加え、乗っ取られたクラウドサーバーの増加——家庭用のルーターやカメラ数千台を束ねるよりも、ハイ帯域のクラウドマシン1台の方がはるかに多くの帯域を叩き出せる。攻撃者はもう弱小デバイスの大群を必要としない。数台のハイ帯域クラウド・ゾンビで、単発イベントをTbit/s級に押し上げられる。

もう一つは法執行機関の圧力が実際に回数を押さえたこと。2025年7月のNoName057(16)インフラ摘発「Operation Eastwood」、そして2026年3月の米・加・独3か国による、300万台以上のIoT機器を制御する4つの大規模ボットネットのC2サーバー閉鎖。回数は落ちた——しかし残ったのは、よりプロフェッショナルで資金力のある層だ。

本当に気になる数字:一度撃たれたら、再撃はほぼ確実

報告書の中で最も見落とされやすい一項目:攻撃を受けた顧客のうち、30日間「攻撃ゼロ」で済んだのは44%のみ(前年比54%から減少)。攻撃者は狙った標的をリストに残す——あなたのIP、あなたのサービス、あなたの弱点は記録されている。第一波は「終わり」ではなく「偵察」であり、最大の被害を生む攻撃は往々にしてその後にやってくる。

最も危険な攻撃は、最も静かな攻撃

報告書に記録された実際のケースでは、攻撃者が2つのドメインへのトラフィックスパイクを「煙幕」として使い、その背後でSQLインジェクションとXSSプローブを静かに走らせていた。発覚した理由は偶然——攻撃と潜行の両方に同じIPアドレス群を回しただけで、検知側の勝利ではなかった。

これは2026年のディフェンダーが受け入れねばならない現実だ:帯域だけを見張り、既知シグネチャとの照合だけに頼れば、「意図的に静かに作られた攻撃」は必ず見逃す。その設計目標は「見付からないこと」であり、被害は後から爆発する。

あなたの防御が抱える意味

💡 LAFA 視点

2026年の攻撃論理は「少・強・静・毒」。Lafa Systemは軍級高防WAFでエッジ層において重砲を遮断し、AIの24/7自動分析がアプリケーション層で潜行プローブを捕捉します——攻撃直後の30日間という高リスク期間こそ、全天候型の自動防御が最も問われるタイミングです。